今回は自分の想いをぶちまけた内容なので非常に長いのですが
多分、どなたも興味のない内容だと思われますのでスルーしてください
ただ自分にとって、とっても大切なことなのでここに書きとめておきます
先日、浜田省吾さんのライブにいってきた
省吾は、私にとって特別な存在
高1(15歳)の時からのファンなのでなんとファン暦30年
だから「好き」などという一言では表せないほどの想いを持っている
省吾は、私の体の一部で、心の一部で、生涯の恋人、唯一無二の存在・・・
こうやって言葉を重ねれば重ねるほど、自分の想いとかけ離れた陳腐な言葉に思えてしまう
だから今までここに書けないでいた
自分にとって大切なことだからこそ、うまく書く自信がなかった
一昨年のライブに夫婦で行った時、私は最初のほうの曲で涙があふれてしまった
それも泣けるような曲ではなく、超ノリノリのナンバー
恥ずかしくて誰にもばれないようにと涙を拭かなかった
そしたら、横の夫が涙を拭きだしたのだ
思わず「なんでこの曲で泣けるんやろうねー」と笑い泣き
結局、そのライブで私は5~6回泣いてしまったのだが
「泣きどころ」が笑えるくらいに全く夫と同じだった
省吾の曲は私たちの生活のほとんどに入り込んでいて
付き合い始めたころのドライブデート、あの夜はこの曲、
神戸ではこのアルバム、と思い出のほとんどに省吾の歌がある
長く一緒にいるっていう事はすごい事なんだなーと省吾が気づかせてくれた
先日のライブは、ファンクラブ会員限定のライブだったので
夫はお留守番、友達のNちゃんと参加した
早めのランチの後、俗に言う「入り待ち」へ(ホールへ入る省吾のお出迎え)
1時間ちょっと待つ間、スタッフ(イベンター?)の方の説明があった
1 撮影は禁止
2 その場から動かない
3 声を出さない
1・2はいつものこと、3はちょうど横にマンションがあったための
配慮らしいが、これはどう考えても無理じゃないだろうかと思った
このスタッフ、いつもはファンを敵視するようなスタッフが多い中
その日の人は本当に優しく「浜田さんが来られるときはちゃんとお教えしますねー」と。
で、いざ省吾が到着したとき、後ろの人にもちゃんと見えるように
ファンはみーんなしゃがんで、そして無言と言うか
口を閉じたまま「んーーーーー!」と唸りながら省吾に手を振った
省吾はいつものように「ありがとう」と言ってくれたのだが
私たちの様子があまりにも可笑しかったのか
笑いながら「会場で省吾―って思いっきり叫んでね」と言ってくれた
(ちなみにファンは誰もハマショーとは言いません)
それでも誰一人、声は出さず自然と拍手が・・・
そこにいた数百人全員が、大きな幸せを分けてもらえた・・・
その後、開場までカフェでおしゃべりをし
そして、どきどきのライブ会場へ・・・
なぜならこの日のライブ、転売を防ぐために会員証や証明書が必要で
その上、入場時に座席の位置がわかるシステムだったのだ
悪い予感はいつも決まってピタリと当たる・・・3階席だった
2階以上の席は実に15年ぶり、正直泣きそうだった
Nちゃんはと言うと、1階席の前のほう・・・
Nちゃんと別れて3階席に行った・・・
Nちゃんは知らないだろうけどね、3階は空気がどよーんとしてたんだよ
そりゃそうだよね、みんなついさっき3階席って知らされたばっかりだもんね
だけど、私は忘れていた
ライブが始まると3階だろうが1階だろうが関係なくなることを
それが証拠に、1曲目で涙と鼻水があふれ出た
だって普段のライブではあり得ない1曲目だったから
ファンクラブ会員限定と言うことで、普段のライブではやらない曲が中心、
というかメジャーな曲は1曲もなかったんじゃないかな?
1970年代の曲が中心だったので、昔からのファンは思い出深い曲ばかり
1年ほど前に、このイベントでやって欲しい曲のアンケートがあり
上位ベスト3までの曲は必ず演奏すると約束してくれていた
今回は、いつものバンドのメンバーに弦楽器のストリングスを加えた
普段では聞くことのできないファンクラブイベントならではの構成
私は、ある大好きな一曲をリクエストした
それは、私がガンの手術のために入院しているときにとても助けられた歌だった
だけど、メジャーな曲ではないのでトップ3には入らないだろう
Nちゃんは今回のセットリストを知っていた
私は教えて~とせがんだのだが、彼女は楽しみが減るからと何も教えてくれなかった
私がリクエストした曲を言うと、ああ、あれね・・・と悲しい顔をしたので
やっぱり演奏しないんだなーと覚悟した
ライブでは初めてじゃないかと思われる黒のスーツ姿
普段のライブとは全く違う、とてもリラックスした省吾やバンドメンバー達
ギターをかき鳴らす省吾、あなたは本当に56歳ですか?
どうしてそんなに素敵なのですか?
ライブの後半、省吾がアンケートの3位と2位だと言って演奏してくれた曲
私はそれが1位と2位だと思っていたので、とっても意外だった
そして1位の発表がないままにアンコール最後の曲・・・粋な演出だなと
何の曲が始まるのかとてもドキドキした
ラストナンバーは、私のリクエストした曲だった
涙がとまらなかった
「俺の初恋はRock 'n' Roll そして今でも夢中で追いかけてる」
・・・もちろん私も、省吾と同じ気持ちです